牧場実習:獣医大生時代のおはなし その2
ご無沙汰しております。皆様お元気でお過ごしですか?
さて、前回牧場実習に訪れたお家を探索に行ったところまで書きましたが、その後あれれ?と思うところをたくさん見つけてしまいました。
まず、トイレに鍵がない。広いトイレで便座に座ると完全にドアに手が届かないのに、鍵がない。K君とは話し合って、入っているときはドアノブに作業帽を掛けておこうということにしたのですが、その後私はまんまと使用中におばさんにドアを開けられたのでした。帽子かけておいたのに・・・入ってますって言ったのに・・・(T。T)
そして、お風呂。なぜかニンニクのにおいがする。床は一面(シャワーの下を除き)コケが生えている。後で分かるのですが、ニンニクのにおいはおじさんが家畜の飼料用のニンニクをニンニク風呂と称して湯船にいれていたからなのでした。
洗濯機にはハエの死骸をみつけ、炊飯器には今まで洗ってないよね?と思われる量のごはんのカスが・・・初日から大掃除に乗り出したのはいうまでもありません。
それでもそれなりに生活に順応してはいたのですが、夜中に私の部屋の壁につまれた荷物がなだれ落ちてきたことと、夜窓を閉め忘れたらしく牛舎の小バエがみ〜んな家の中に移動してきたことと、シャワーの使用は3日に一回にしてくれと言われたことはショッキングでした。シャワーを使わない日は湯船のお湯を使ってくれということなのですが、だって・・・ニンニクいっぱい浮いてるし・・・というわけでおばさんの目を盗み(いや、一応使わせて欲しいとお願いはして渋々了承は得ていたんですよ)カラスの行水のごとくサッとシャワーで入浴していたのですが、シャワーの湯沸しの電源が外にあり、シャワーを使うとおばさんが電源を落としにくるのでいつも髪は水で洗っていました。
そんなこんなで1ヶ月、毎日毎日「あと○日」と数えながら過ごし、テレビもラジオもない生活で、帰ってきたら総理大臣が代わっていたりした牧場実習でしたが、星空の綺麗さと牛乳のおいしさは今でも忘れられない良い思い出です。最近は酪農家さんも経営が厳しく廃業するところも増えていると聞きます。ちょっと変なところに落ちが来てしまいましたが、皆さん牛乳飲みましょー。
